ねえ、お兄さん。

あの夜のこと、覚えてる…？

ふたりでゆっくり過ごしたあの時間、

あれって物語の「はじまり」だったのかもって

ふと思ったの??

少し照れた表情で見つめてくれたあの目、

優しく触れてくれた手の温度、

まだ全部ちゃんと覚えてるよ。

でも、まだ「続き」を知らないままなんだよね。

次に会ったら、どんなふうに始まるんだろう？

少し強引に抱き寄せられちゃうのか、

それともまた、ゆっくり優しく…？

ねえ、続きを教えて。

このまま“夢だった”で終わらせないで…?

ほまれは今週も、物語のページをめくりながら、

お兄さんのこと待ってるよ??

「続き」が気になるように、仕掛けといたからね??

ほまれ?